昨夜、我らが阪神タイガースは22点を取って大勝した。七十五年となる球団史上最多得点なのだそうだ。凄い。俺は現場にいた。大阪京セラドームに、である。バックネット裏のスペシャルな席で観ていた。とても興奮した。それはそれは大層スペシャルな夜だった。

実は試合開始前にバックスクリーン内で歌を披露したのだった。それは偉大な作詞家、故・阿久悠さんの遺作「野球狂~拝啓タイガース様~」である。野球好き、タイガース好きな阿久悠さんが18年前に書かれていた作品。それを同じく阪神ファンの俺が録音し世に出すことになったのだ。その初お披露目が昨夜。
そして史上最高得点で大勝利。これはスペシャルな夜だよね。ありがたいキモチで一杯だ。そのCD発売は9/22。22得点の22日だよ。よろしくお願いします。因みに京セラドームのバックスクリーン左脇にはマネックスの大看板がある。黄色字に黒の人型が大書きしてあるのだ。「ここに当てたら100万円」ってわかりやすく書いてあるよ。面白いよ。

お金の話つながりで。ついに離婚を発表したウッズの慰謝料がとんでもないぞ。彼の収入がとんでもないと云うことなんだろうけどね。そりゃあゴルフの賞金も沢山獲っただろう。しかしそれ以上に凄いのはスポンサーとの契約料だろう。アメリカで活躍するスターはスポーツマンでも歌手でも俳優でもとにかく収入が桁違いである。日本とか他国と比べるとね。

さてこの週末、毎年恒例のチャリティー番組が今年も行われる。何十年も続いている。何十億円も寄付して来ている。その番組の事を対象にしていると思われる意見をツイッターでみた。それは「出演者がギャラを貰っているチャリティー番組なんて海外では有り得ない」というものだ。詳しい事は調べていないが、多分そうなのだろう。特にアメリカにおいては。

俺もその番組に出てギャラを貰ったことがある。この意見を読んでちょっと後ろめたい気がした。ごめんなさい、と。しかししかしである。かたや一発当てたら一生左団扇なアメリカンドリーミーな大スターたち。かたや一発だけではどうしようもない弱小日本のスターたち。単純に比べるには無理があるのではないだろうか?と思うに至った。どう?

日本のチャリティ番組は寄付される人は勿論、寄付者も制作者も出演者もスポンサーも。つまり関わる人皆がちょっと幸せになれる独特なシステムなのではないだろうか?故に長く続けてこられたのではないだろうか?まさに助け合いなのではないだろうか?と。

これすなわち「結」。ユイの精神なのだろう。助け合って農作業をし屋根をふき替えて来た。農耕民族的な習慣なのではないだろうか?
そんな風に思いまんした、とさ。

サンプラザ中野くん

数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。

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