サンプラザ中野くんだー!
水曜日に成田を発った。ついさっきダウンタウンのホテルに着いた。早速ネットをしている。現代っ子なのである。このホテルは無線LANが24時間で10ドル弱である。無銭LANではないのだね。L.A.には遊びに来たわけではない。とある映画祭のゲストとしてきたのである。それはジャパンフィルムフェスティバル。L.A.近郊で唯一の日本映画だけのフィルムフェスティバルなのである。日本映画をもっとアメリカに紹介しようという企画主旨。数年前からChanoma(茶の間)フィルムフェスティバルとして行われていた映画祭。今年から名前を変えたのだそうだ。
http://www.jffla.org/?page_id=9
と書いてすぐ外に探検に出た。今ホテルの裏のスターバックスである。アールグレーを飲むのである。俺は訳あってコーヒーは飲まないのだ。外は晴れている。水曜日の午後2時くらい。店員さんは日本より全然緩い感じである。コンピュータの電源も快く貸してくれた。
何故ゲストなのかというと、映画祭招待作品のエンディングテーマを歌ったからなのである。それは「今日という日が最後なら、」という映画の「一歩ずつ」という歌なのである。八丈島を舞台に双子の姉妹の人としての成長を描いている。http://www.jffla.org/?page_id=71
監督は弱冠24歳の柳さん。去年慶応大学を卒業したばかりの女流監督なのである。彼女が在学中にゼミの合宿で八丈島を訪れたことからこの映画の企画はスタートした。そのゼミのテーマはソーシャルイノベーションで目的はソーシャルアントレプレナーを育てることなのだそうである。早い話が地域社会を良くしていく起業なのである。バングラディシュのグラミン銀行といえばわかりやすいかな。
この映画は東京でのロードショーが決まっている。6月28日から六本木のシネマートでである。是非足を運んで欲しいぞ。エンディングを聴いて欲しいぞ。もちろん作品も見て欲しい。よろしくお願いします。
http://www.cinemart.co.jp/theater/roppongi/index.html
さて今月の半ばからアメリカ企業の決算が続々発表されるらしい。ここで予想以上の損失が発表されるとアメリカの景気後退懸念が一挙に高まる。そして為替も大きく動くのだろう。うーん、どうなるのかな。それにしても阪神が強いのは嬉しい誤算である。では軽く観光してきますー。
サンプラザ中野くん
数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.sunplazanakano.com/