サンプラザ中野だー!

 相場は盛り下がりだしたようだ。しかし驚くことはない。例年、年が明けてしばらくすると下がるものだ。去年もそう思っていた。しかし去年は年が明けても意外に強かった。だからつい持ち続けてしまった。そしてやってきたのが「ライブドアショック」だ。あれからずっと俺の相場は冷え込んでいるよ。という盛り上がらない話は置いておこう。冒頭の「盛り上がってきている」もの。それは映画「不都合な真実」なのである。

 それはドキュメンタリー映画である。ブッシュ氏と大統領の座を争ったアル・ゴア氏の映画である。地球温暖化を提示・告発した映画である。京都議定書にサインしていないアメリカ合衆国で作られた映画である。京都議定書の存在なんかこれっぽっちも知らないであろう合衆国民のための映画である。そして地球市民の私たちのための映画でもある。いよいよ1月20日から全国公開の映画なのである。

 年々強大になるハリケーン。失われていく氷河。消えてしまったキリマンジャロの万年雪。溶け出したシベリアの永久凍土。まもなく消滅する北極海の氷。水没するマンハッタン。これらを映像で観て欲しい。シミュレーション映像のものもあるが、とにかく観て欲しい。ブッシュ大統領は「石油利権大統領」だと思う。そのために戦争も仕掛けた。911すら、自作自演ではないかと言われているほどだ。だから京都議定書にサインはできない。サインしちゃったら石油の消費を抑えざるを得ないからだ。だけど「そんなこと言っている場合じゃないよ」「もうやばいよ」とアル・ゴア氏は献身的に公演をして回っている。世界中を。

 昨年石油の値段が大幅に上がった。ブッシュ一派は儲かったはずだ。だけどロシアや中東も儲かった。だから特にロシアの発言力が強くなってきているようだ。90年代から続いてきたアメリカの一人勝ち時代が終わろうとしている。たぶん。だからアメリカはイラク政策を転換しようとしている。そしてイランにも手を出せないでいるのだ。イラク政策のついでに「対温暖化政策」も変更して欲しいぞ。京都議定書にサインをするのだ、ブッシュ氏。

 石油の値段が上がったことでアメリカの消費者が燃費を気にするようになった。そして日本車の売れ行きが好調なのだ。これは良い転換点になるのではないか?為政者の意図しないところで市民の意識が変化しだしたのだ。「燃費意識」と「不都合な真実」でこの人類最大の危機を乗り切るのだ。それしかないと思うのだ。