サンプラザ中野だー!

 いったいどうなるのだ。どういうことなのだ?楽○の行動にはびっくりした。ライ○ドアとの「Hill’s War」勃発なのか?!

 「経営したい」と言って参入を表明したライ○ドア・堀江氏に対し楽○・三木谷氏は「今参入するべきと思った」と言った。俺はこの言葉が気になる。俺は「〜べき」で事を起こすことは好きではない。直感を理性でねじ伏せるイメージがある。ご本人はサッカーが好き。野球の経営なんぞ考えても見なかった。でも情勢を見て他者の意見を聞いて「参入と判断した」ということか。俺自身の経験では、理性的な判断に基づく決断はあまりいい結果を導き出してはいない。しかし彼らの経営は俺の仕事とは規模が違う。株も公開しているし。だから俺の基準で語るのは見当はずれかとも思う。いずれにせよ、パリーグがモテモテ状態なのは素晴らしい。ここでシ○ックスも参入を表明すればパリーグ8チームとなる。来期からの参入は何故か1チームと決まってしまったらしい。しかし来期からの参入が駄目でも、再来期に向けて複数チームが手に手をとって加盟申請すれば良い。長い不況で企業の体力が落ち社会人野球が衰退している。そこから投げ出された人材を生かせる受け皿としてプロ野球球団を増やすのはいい。選手の給料が安くたっていい。可能性があればいい。だって球団が減ると可能性が減る。「野球で活躍する」という可能性がだ。

 日本はもともと可能性の少ない国だ、と思う。「士農工商」と、商売を貶めてきたからかもしれない。一番知恵を使い可能性を追及する職種を最下層に置いてしまった。この「士農工商」という身分分けは江戸時代のものである。もちろんそれは知っている。小学生のときにそう教わったからだ。しかし考えのない小学生は、そっくりそのままそういうものだと思い込む。つまり日本という国では、商売をしてお金を稼ぐことは卑しいことなのだ、と。いくら「江戸の話だ」と前置きされても、生まれて初めて教えられる身分制度が「士農工商」なのだから、植え付けられてしまうのは仕方ない。

 で、知恵を使って商売を起こす可能性を減じている。体力を生かしてプロになる可能性を減じようとした。可能性が減るということは、多様性が減るということ。多様性が減ると、商売もバッティングフォームも珍しいものが減る。つまり画一的になるということ。今気になるのは国会議員の数を減らそうとする動きだ。政治家も画一的になってしまうのか?いろいろな意見を持った人材が政治家にいないと、大政翼賛化するのだろう。

 日本は人材はいる。イチローも松井も日本人だ。活かせる風土が要る。-----
EXTENDED BODY: