カタツムリとナメクジ、似ています。ところでカタツムリの殻は、あれはヤドカリのように外部に存在するモノを拝借しているのではなく、自らの体の一部で、外的から身を守ったり、乾燥してひからびないようにしたり、或いは変温動物なので寒くなりすぎて死なないようにする機能があるそうです。なので、カタツムリは素っ裸のナメクジに比べて高機能発展型のように思えますが、実はナメクジの方が、カタツムリから進化した生物なのだそうです。
ナメクジは殻がないがその分素早く動けるので外的から逃げやすい、しかも殻のない分小型なので、狭い隙間などにも逃げ込める、など、実はナメクジの方がしぶといようです。ふぇ~~、なるほど!これは、ヒトや組織、企業にも云えますね。戦車に対抗したハーフトラックもその類型でしょう。大きいこと、強いこと、よりも、機敏でないこと、変化しないことがリスクですね。