覚えている数字列ってどのくらいありますか?カードやポストの暗証番号のように日々使う数字列以外にどのくらいありますか?昔は、電話番号をいっぱい覚えていました。自宅の他に友達の番号をいくつも。しかしそれは日々使っていたからでしょう。今ではスマホで名前を検索して掛けるので、電話番号は全く覚えなくなりました、私は。

このようにほとんど覚えている数字列がなくなった中で、2つだけ覚えている数字があります。中学受験の時の受験番号(3桁)と、大学受験の受験番号(6桁)です。でもどうして覚えているのだろう?日々使う訳ではなく(私はこれらの番号を1回でも暗証番号などに使ったことがありません)、しょっちゅう思い出すでもなく、たった1回付与されただけの数字列なのに。

「自分の数字列を探す」という体験は、あまりあるものではありません。とはいえ、資格試験の受験番号とか、何かの抽選とか、自分の番号を探すという行為は、一応何度もあった気もします。しかしなんであの2つの数字列だけ覚えているのだろう?無理矢理こじつけて考えると、少年期・青年期に、受験番号が合格者として表示されているのを見るのは、自分の人生の扉を開いた瞬間でもあり、それ故に忘れない脳の部分に刻まれたのでしょうか?

私の記憶は選択的で、古くて細かいことでも鮮明に覚えているものもあれば、周りの人が覚えているのに私は全然覚えていないものもとても多くあります。何を理由に選択的に記憶・記録しているのか。謎です。でもその理由を考えると何か浮かび上がってくることがあるかも知れません。翻って、もっともっと自分の記憶に残る活動や、しっかりと感動することを、努めていきたいと思います。