上方修正で一転して最高益更新予想となった3月決算銘柄は

1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、良好なインバウンド需要(訪日外国人)や円安、値上げ、堅調な需要動向などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そしてこうしたなかで通期の業績予想の上方修正に踏み切った銘柄もあります。

そこで今回はTOPIX500採用の3月期決算企業のなかから、通期の営業利益の見通しを上方修正したことにより、一転して最高益更新予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えばマキタ(6586)はコスト低減などにより業績が想定を上回る水準で推移していることなどから、850億円とみていた通期の営業利益の見通しを990億円に上方修正したことで、2022年3月期の最高益を更新する見込みとなっています。

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