上期の営業利益が増益予想の会社計画を20%以上上回った3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に好調な業績を発表する企業が目立ちました。そしてそうした銘柄のなかには実績が増益予想の会社計画を大きく上回ったものもあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、上期の営業利益が増益予想の会社計画を20%以上上回って着地した銘柄をピックアップしてみました。例えばジーエス・ユアサコーポレーション(6674)は値上げ効果で自動車向け鉛蓄電池が堅調だったことに加え、系統電源向け蓄電設備も伸びたことなどから、上期の営業利益が前年同期比で24%増となり、会社計画を20%余り上回っています。