上期の営業利益が50%以上の二桁増益となった3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、円安や値上げ、堅調な需要動向などを追い風に好調な業績を発表する企業が目立ちました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから、上期の営業利益が前年同期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。
例えば日東電工(6988)は生成AI(人工知能)の普及を背景にデータセンター向けの回路材料が好調だったことや、タブレット端末向けの光学フィルムも堅調に推移したことなどから、上期の営業利益が前年同期比で69.5%増となっています。また、三越伊勢丹ホールディングス(3099)は高額品やインバウンド(訪日客)向けの売り上げが好調に推移したことなどにより、上期の営業利益が前年同期比で72.8%増となっています。