3月期決算企業の上期決算発表も11月中旬に終わりとなりましたが、円安や値上げ、経済再開による需要の回復などを受けて好調な業績を発表する企業が目立ちました。こうしたなか最高益を見込む企業も多く、日本経済新聞の集計では上場企業の2割が最高益を更新する見通しとなっています。そこで今年も残すところ1ヶ月となるなか今回は最高益更新が期待される銘柄で、年明け以降も上値余地がありそうなものを取り上げてみました。

具体的にはコンセンサス予想の営業利益が2024年3月期に続き2025年3月期も最高益予想となっている銘柄で、目標株価コンセンサスが株価を20%以上上回っているものをTOPIX500採用の3月決算企業のなかからピックアップしてみました。例えば2024年3月期と2025年3月期に最高益が期待されているダイキン工業(6367)では目標株価コンセンサスが11月30日の株価を28%余り上回っています。

今期、来期と最高益が期待され目標株価が株価を20%以上上回る主な3月決算銘柄はこちらからチェック