コンセンサス予想を上回る強気の上方修正を行った12月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算発表と並行して行われていたのが12月決算企業の第3四半期決算発表ですが、それも11月14日で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安などを追い風に通期の営業利益の見通しを上方修正する銘柄もみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかからコンセンサス予想を上回る強気の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えば堀場製作所(6856)は通期の為替想定レートを円安方向に見直したことで半導体製造装置向け計測機器の円換算の売上高が増えることなどから410億円とみていた通期の営業利益の見通しをコンセンサス予想を7%近く上回る430億円に引き上げています。