今日、友人のマルコが訪ねてきてくれました。マルコはユダヤ人であり、南米コロンビアで生まれ育った人であり、普段はマイアミに住んでいます。もう20年以上の付き合いで、私の様々な人生上の悩みを打ち明けて相談をして来たこともある、掛け替えのない親友です。
遠い所に居て、言葉もお互いに完全にツーカーで話せる訳でもないのに、どうしてマルコとは、近くに居る友人とも話さないことを話し、そしてどうしてマルコはいつでも本当に親身に聞いてくれて、時にスケジュール上で随分無理をして、私の側に来てくれて、相談に乗ってくれたのか。これは、本当に分からないのです。たまたまそういう関係である、たまたま気が合う、そういうことでしょうか。
ただひとつ思うこと、それはマルコが私にしてくれることを、私も返さないといけないということです。外国人で親しい友人たちは、皆、義理堅い人たちです。これは例外がありません。その人たちに対して、私も目一杯義理堅くなければいけない。そう思います。それを完全に実践することは、世界を跨いで義理を通すことなので、云うは易し、行うは難し、なのですが、きちんと行っていきたいと強く思います。
個人の思いと活動の上に、会社も、社会も、国も成り立っている。そう信じて、これからも進んで参ります。