コンセンサス予想を上回る強気の見通しを発表した8月決算銘柄は

9月下旬からスタートした小売り企業を中心とした2月決算銘柄の上期決算発表と並行して行われていたのが8月決算銘柄の本決算発表ですが、それも先週で終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、経済活動の再開や円安、値上げなどを追い風に今期も引き続き増益となる見通しを発表した銘柄が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかにはコンセンサス予想を上回る強気の見通しを発表したものもあります。

例えばファーストリテイリング(9983)は新規出店を加速させる海外のユニクロ事業で大幅な増収増益が見込まれることなどから2024年8月期の営業利益が前期比で18.1%増の4500億円になる見通しで、コンセンサス予想を5%以上上回っています。また、良品計画(7453)もゼロコロナ政策が終わった中国での売り上げ回復が見込まれることなどにより2024年8月期の営業利益が前期比で44.9%増の480億円になる見通しで、コンセンサス予想を20%余り上回っています。

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