第1四半期の営業利益が50%以上の二桁増益となった3月決算銘柄は
7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も8月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済活動の再開やサプライチェーンの改善などに加えて、円安や値上げなどを追い風に大幅な増益となった銘柄もあります。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益が前年同期比で50%以上の二桁増益となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばトヨタ(7203)は半導体需給が改善し自動車の販売台数が増えたことに加え、円安の寄与もあり第1四半期の営業利益が前年同期比で93.7%増の1兆1209億円となり、日本企業として初めて四半期の営業利益が1兆円の大台に乗せています。また、ホンダ(7267)も米国で新型車の販売が好調だったことや円安の効果もあり第1四半期の営業利益が前年同期比で77.5%増となっています。