2023年3月期の営業利益が前期比で2倍以上となった銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も15日でほぼ一巡となりました。その決算発表を振り返ってみると、エネルギー価格の高騰や原材料高などの影響で減益となった企業もありました。しかし、その一方で円安や経済活動の再開などを追い風に増益を確保した企業も多くみられました。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に2023年3月期の営業利益が前期比で2倍以上となった銘柄をピックアップしてみました。
例えばゼンショーホールディングス(7550)は人流の回復に伴い「ココス」や「ジョリーパスタ」などのレストラン業態の売上高が大きく伸びたほか、牛丼業態も好調だったことなどから2023年3月期の営業利益が前期比で2.4倍となっています。また、三菱自動車工業(7211)も北米事業が好調だったうえに、東南アジアなどでの値上げの効果もあり2023年3月期の営業利益が前期比で2.2倍となっています。