決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は
10月の下旬からスタートした12月決算企業の第3四半期決算発表も11月中旬に終了となりましたが、それから3週間程度が経過したこともあって11月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しがある程度進んだと思われます。そこで今回は11月9日以降に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも決算発表後に複数の証券会社が目標株価を引き上げたのが資生堂(4911)とNIPPON EXPRESSホールディングス(9147)です。資生堂は第3四半期のコア営業利益が前年同期比で21.9%増となったことで3社が目標株価を引き上げています。また、NIPPON EXPRESSホールディングスも通期の営業利益の見通しを上方修正したことから決算発表後に2社が目標株価を引き上げています。