コンセンサス予想を1割上回り増益となった3月決算銘柄は

7月下旬からスタートした3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期の上場企業の純利益は前年同期比で26%の減益となりました。しかし、大幅な赤字となったソフトバンクグループ(9984)の影響を除くと1割程度の増益だったようです。こうしたなかコンセンサス予想を大きく上回る増益となった銘柄もみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を1割上回り増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばキッコーマン(2801)は北米を中心に家庭用や業務用のしょうゆの販売が好調だったほか、国内でも外食向けの調味料の需要が回復したことなどから第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を13%余り上回り前期比で10%近い増益となっています。

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