上方修正で10年以上前の最高益を更新する可能性が一段と高まった3月決算銘柄は

1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬に終わりとなりましたが、コスト削減を進めたことや経済回復にともなう需要増を取り込んだことで大幅な増益となった企業が目立ちました。そしてこうしたなか通期の業績予想を上方修正する銘柄も多くみられました。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかから上方修正で10年以上前の最高益を更新する可能性が一段と高まった銘柄をピックアップしてみました。例えばアドバンテスト(6857)は高性能コンピューター向けの先端半導体の需要が拡大し試験装置の販売が伸びていることなどから通期の営業利益の見通しを1050億円から1150億円に上方修正したことで1998年3月期の最高益を24年ぶりに更新する可能性がさらに高まっています。

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