会社予想は最高益に届かないもののコンセンサス予想が最高益となっている3月決算銘柄は
4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月で終わりとなりましたが、日本経済新聞の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による経済の停滞はあったものの製造業を中心に下期に回復がみられたことで2021年3月期の経常利益は前期比で8%を超す増益となったとのことです。そして2022年3月期も回復が続き前期比で9%余りの増益が見込まれています。
こうしたなか会社予想は最高益に届かないもののコンセンサス予想が最高益を更新する見込みとなっている銘柄も幾つかみられます。例えばトヨタ(7203)の2022年3月期の会社予想は最高益を下回る見込みとなっていますが、コンセンサス予想は2016年3月期の最高益を上回る水準となっています。また、アドバンテスト(6857)でも会社予想は最高益に届かないもののコンセンサス予想は1998年3月期の最高益を上回る水準となっています。