一桁の増益が見込まれる12月決算銘柄は
1月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も先月中旬で終了となりましたが、それと並行して行われていたのが12月決算銘柄の本決算発表でそれも先々週で終わりとなりました。その結果をみると2020年12月期は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて減益となる企業も目立ちました。しかし、2021年12月期は経済の正常化を見込んでか増益を見込む企業も少なからずみられます。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから2021年12月期に一桁の増益が見込まれる銘柄をピックアップしてみました。例えばトレンドマイクロ(4704)では新型コロナウイルス対策による在宅勤務の拡大でセキュリティー製品が好調で一桁増ながら前期に続き今期も営業増益が見込まれています。また、ヒューリック(3003)やナブテスコ(6268)でも一桁増ながら前期に続いて今期も営業増益が見込まれています。