10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬に終わりとなりましたが、日本経済新聞社の集計によると新型コロナウイルスの感染拡大による影響でこの上期の経常利益は前年同期比で3割を超す大幅な減益となったようです。しかし、こうした厳しい環境にも関わらず通期の業績予想の上方修正に踏み切った企業も少なからずみられます。

そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に上方修正により営業利益がより大きな増益予想となった銘柄をピックアップしてみました。例えば日本電産(6594)では巣ごもり消費の追い風でパソコンやデータセンター向けのモーター需要が拡大しているうえ、原価低減の効果もあり通期の営業利益を上方修正したことから前年同期比で15%近い増益予想だったものが30%近い増益予想となっています。

上方修正でより大きな増益予想となった3月決算銘柄はこちらからチェック(PDF)