4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も先月中旬に終了しましたが、5月に入って早々に決算を発表した銘柄では決算発表から1カ月以上が経過したこともありアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は5月1日と2日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算企業を対象に決算後に2社以上が目標株価を引き上げた銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

5月1日と2日は大型連休の谷間で、決算を発表した企業は極端に少なくなりました。しかし、その割には目標株価の引き上げが多くみられます。例えば大和工業(5444)では決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、伊藤忠商事(8001)では4社が、そして双日(2768)とヤマハ(7951)でも決算発表後に3社が目標株価を引き上げています。