明日から「鬼滅の刃」の映画が公開される。これは超大ヒット間違いなしだ。俺が久々にハマった漫画なのだ。少年ジャンプに連載されていた。
少年ジャンプの人気漫画はいつまでも終わらないのが常だ。コミックを50巻くらい読破してもまだまだ先がある。100巻以上ある物もある。なので諦めて途中で投げ出してしまう。
しかし、鬼滅の刃は大人気漫画なのにも関わらず、既に連載が終結している。コミック23巻分で終結したのだ。その潔さも人気を煽ったと思う。
鬼滅の刃は内容もとても良い。ただの勧善懲悪ではない。悪の道に踏み込まざるを得なかった鬼たちの生い立ちも表現されている。それが泣ける。21世紀の漫画なのかなと思う。
主人公(竈門炭治郎)の諦めない姿勢も心に沁みる。根性でやり切るわけではない。思考を止めないで解決の糸口を探し続けるのだ。棋士の頭の中はこのようになっているのかもしれないなと思う。
恨みつらみや欲望を熱くぶちかますのが少年漫画の王道だった。目的を達成すると燃え尽き症候群になるタイプがヒーローだった。鬼滅の刃は燃え尽きないヒーローなのである。
個人的には、鬼滅の刃の映画製作・配給・興行をする東宝の株価の行方を追ってみたいと思う。
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