先月下旬からスタートした3月決算銘柄の中間決算発表も今月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの上期は2割を超す経常増益となったようです。そして上期がこのように大幅な増益となるなか、折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も目立ちました。そこで今回上方修正に踏み切った銘柄のなかから大幅で強気の上方修正に踏み切ったものを取り上げてみました。

具体的にはTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に通期利益の見通しを1割以上引き上げた銘柄で、その引き上げた見通しがコンセンサス予想を5%以上上回るものをピックアップしてみました。それをみると10月25日のファナック(6954)から今月14日の第一生命ホールディングス(8750)まで決算発表シーズンを通して大幅で強気の上方修正が続いたことがわかります。