3月決算企業の第1四半期決算発表も先月中旬に終わりましたが、日本経済新聞の集計によるとこの第1四半期は上場企業の約7割が増益を確保し、2割を超す経常増益となったようです。そしてこのように好調な決算となるなかで最高益が予想される銘柄のなかにも順調な第1四半期の結果を受けて通期の業績予想を第1四半期から上方修正する企業もみられました。

しかし、業績予想を据え置いた銘柄のなかにも第1四半期から順調な滑り出しを切った銘柄がみられます。そこで今回そうした最高益更新予想銘柄のなかから第1四半期実績の上期会社予想に対する進捗率が7割以上となったものをピックアップしてみました。例えばクイック(4318)と燦ホールディングス(9628)では進捗率が8割を上回ったほか、8割近い進捗率となったMARUWA(5344)では決算発表後に株価が水準を切り上げています。

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