日本経済新聞の集計によると上場企業の2017年3月期の決算は、急ピッチで進んだ円高の影響で売上高が前の期に比べ3%減り減収となったものの、2年ぶりに増益となり過去最高益を更新しています。そして2018年3月期は増収増益となる見通しで、前期に続いて最高益の更新が期待されています。

こうしたなか昨日は今期に営業利益で最高益更新が予想される3月決算銘柄のなかから2割以上の大幅増益で前期に続いて最高益が見込まれるものを取り上げましたが、今回は10%台の増益率で前期に続いて最高益となりそうな銘柄をピックアップしてみました。そのなかには最高益が見込まれる業績予想の発表を受けて株価が一段高となった銘柄もあり、ミスミグループ本社(9962)やサカイ引越センター(9039)では本日、年初来高値を付けています。