先月から始まった小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第3四半期決算発表も終わりとなりました。百貨店のように衣料品の販売不振や訪日外国人の高額品の消費減速などが響き厳しい決算が目立つ企業もありましたが、東証1部上場企業でみると伸び率こそ低下したものの、昨年11月までの9カ月間累計では5%程度の増益を確保しています。

そしてこうしたなか第3四半期に増益に転じた銘柄もみられます。そこで今回は第1四半期(3-5月期)と第2四半期(6-8月期)は減益だったものの、第3四半期(9-11月期)に増益となった2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばパルグループホールディングス(2726)北の達人コーポレーション(2930)平和堂(8276)では増益に転じた決算を受けて決算発表翌日に株価が大きく上昇しています。