10月20日の安川電機(6506)を皮切りにスタートした3月期決算銘柄の中間決算発表も先月中旬に終わりましたが、中間期末に向けて大きく円高が進むなか為替の想定レートを円高方向に見直したことなどから折り返しの中間決算ということもあって通期の業績予想を下方修正する企業も目立ちました。しかし、その一方で通期の業績予想を上方修正する企業も少なくありませんでした。
こうしたなか先日の投資のヒントでは上方修正で二桁増益での最高益更新がより確実となった銘柄を取り上げましたが、今回は一桁の増益ながら上方修正で最高益更新の確度がより高まった銘柄をピックアップしてみました。例えばダイキン工業(6367)では為替の想定レートを円高方向に見直しながらも通期の営業利益を小幅に上方修正したことで最高益更新の可能性が一段と高まったといえそうです。