イギリスのテレサ・メイ首相が辞任するらしい。ブレグジットの混乱を惹き起こしたのは彼女ではなく、前首相がギャンブルを突然起こし、無責任な連中がそのギャンブル行為を助長し、ポロッと出てしまった難解な結果、危機的状況を彼女が引き取って、極めて難しい内閣運営と議会運営を、どれだけぶち切れ掛けたか分かりませんが辛抱強く取り組み続け、しかしそんなメイ首相を更に困らせるような行動を多くの議員が取り続け、遂に今に至る、という印象を私は持っています。彼女が辞めて、一体誰があの仕事を出来るのでしょうか?私には、ほとんどイジメに見えました。イギリスって古い国なので、女性トップに対する意地悪とかがあったのではないか、などと穿って見てしまいます。メイさん、国際的に何かいい仕事に再就職して欲しいですね。
- 松本 大
- マネックスグループ株式会社 取締役会議長 、マネックス証券 ファウンダー
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ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に勤務。1994年、30歳で当時同社最年少ゼネラル・パートナー(共同経営者)に就任。1999年、ソニー株式会社との共同出資で株式会社マネックス(現マネックス証券株式会社)を設立。2004年にはマネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ株式会社)を設立し、以来2023年6月までCEOを務め、その後代表執行役会長。2025年4月より会長(現任)。東京証券取引所の社外取締役を5年間務め、政府のガバナンス改革会議等に参加し、日本の資本市場の改善・改革に積極的に取り組んで来た。ヒューマン・ライツ・ウォッチの副会長を務め、現在は米国マスターカード・インコーポレイテッドの社外取締役。東京大学法学部卒業。