本日の日本経済新聞では、7日の東京株式市場では時価総額の大きい主力株が相場をけん引したと解説しています。主要30銘柄で構成する「東証株価指数(TOPIX)コア30」は日銀の追加金融緩和への期待を背景に、下げがきつかった自動車や電機株を買い戻す動きが広がり、前日比13.15ポイント(1.81%)高の739.33ポイントとなって、日経平均の上昇率(0.75%)を上回ったと伝えています。

そこで今回はTOPIXコア30を対象に目標株価コンセンサスと足元の株価を比較して上値余地を探ってみました。それをみると8月中旬以降に株価が大きく調整したこともあって目標株価コンセンサスが株価を大きく上回るものが目立ちますが、そのなかでも特にかい離が目立つのが日立(6501)ソフトバンクグループ(9984)で、日立で5割以上、ソフトバンクグループで4割以上も目標株価コンセンサスが株価を上回っています。また、今年の高値を上回る目標株価も幾つかみられ、新日鉄住金(5401)では目標株価が高値を3割近く上回っています。

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