サンプラザ中野だー!
寄り付きで付けたね14,000円台。4年半ぶりだそうだよ。めでたいね。確か小泉政権が誕生したとき14,000円台だった。ゆっくりだけど戻って来た、ということだね。まずは小さく乾杯、だ。
景気が良くなってくると良いことが増える。まず犯罪が減る。仕事が増えるし給料も増えるから。だから大きなリスクを取ってまで犯罪を犯そうというモチベーションが低くなる。街が安全になる。90年代のニューヨークは大きく変わったもんね。犯罪の街から安全な街に。ジュリアーニ市長の力も大きかったのだけど。東京はどう変わるだろうか。生活者の顔が明るくなる街が理想と思うが。
最近、応援している団体がある。ビッグイシュー日本である。THE BIGISSUE JAPANという雑誌を発行している組織である。このTHE BIG ISSUEという雑誌はイギリスでは大変売れているのだそうだ。なんでも5大紙の一つなのだそうだ。大変な影響力を誇っているそうだ。この雑誌の一番の特徴は販売員が路上生活者であるという点。つまりホームレスが販売している雑誌なのである。渋谷や新宿などで見かけたことのある人もいるだろう。「気になる存在」なはずだ。解説しよう。
そもそもの目的は「ホームレスの自立を助ける」ことにある。「救済する」ではなく「自立を助ける」のである。仕組みはこうだ。まず販売員として認められると10冊のTHE BIG ISSUE JAPANをもらえる。タダで。それを売ると200円×10=2,000円が入る。この2,000円を元手に次からは雑誌を仕入れる。仕入れ値は1冊90円。そして販売する。つまり1冊につき110円が販売者の儲けとなるのである。そしてお金を貯めた人は路上生活から簡易宿泊所を目指す。1日30冊近く売れば可能。更にお金を貯めてアパートへと移る。そして住所を得て職業を得ていく。という流れで社会に復帰してもらうのだ。
THE BIG ISSUE JAPANは大阪から始まった。だからなのか東京での売り上げが伸びていないそうだ。大阪でももちろんまだまだだ。この仕組みの素晴らしさが伝われば売れると思う。24カ国に広がっている取り組みだ。日本でも成功させたいと思う。仕組みを宣伝してくれ。雑誌を買ってみてくれ。
爆風スランプの新宿コマのコンサートも観に来てくれ。