サンプラザ中野だー!
良かったけど残念ですなー。何よりも、横田さんをはじめとする拉致被害者家族会のみなさんの落胆振り。これには心が痛んだ。いつもあんなに冷静な横田さんが、である。俺は早期解決を、そして彼らの心の平和を願ってやまない。
最近「麻」に興味がわいている。いわゆる大麻にである。これは麻薬としてのイメージが強いため、草そのものが「悪」と思われがちである。しかし実に実用性の高い草なのである。おまけに日本の習慣には欠かせない草なのだそうである。
たとえば神社のしめ縄。横綱の綱。花火や弓にも使われている。伊勢神宮などでも使われている。神事には欠かせないものなのだそうだ。だから日本でも大麻を生産している。農家で栽培しているのである。大麻の麻薬としての成分はTHC。THCが少なければ幻覚作用はない。このTHCの含有率を品種改良により1%まで落とすことに成功した。この大麻を許可を得た上で生産しているのである。免許制だそうである。
大麻の実用性は高い。
大麻は紙の原料となる。その紙(大麻紙)は色ののりも耐久性もとても優れている。木材パルプより遥かに長持ちする。そして大麻は樹木と比べると1ヘクタール当たり4倍の紙の原料となる。おまけに成長が早い。3ヶ月で生育する。つまり森林減少の切り札となる。
大麻は繊維となる。大麻の繊維は強く丈夫である。第二次世界大戦直前にアメリカは大麻禁止法を制定し、大麻の使用を禁じた。しかし大戦が始まると一転してその使用を奨励した。生育の速さと繊維の丈夫さが、軍服やパラシュートを作るのに適していたからだそうだ。
医療用としての使い道。ヨーロッパ・アメリカなどでは大麻を医療用として使用し始めている。AIDS患者や末期のがん患者の痛みや不安を取り除く作用が認められている。これはTHCの作用によると思われる。
最近では建築材として家に。さらに防音・断熱材として自動車にも使用され始めている(ベンツのEクラスなどで)と聞く。建材として使用されれば当然森林を切らずにすむ。あと優れた特徴として、やせた土地でも良く育つのだそうだ。おまけに成長が早いので雑草が伸びる隙がない。だから農薬を減らせる。
というふうにとても利用価値が高いのだ。そのうち大麻を生産する株式会社が出てきて株を公開する、かもしれない。そうしたら俺は買う。応援の意味を込めて。たぶん煙草産業育成のために禁止になったんじゃないかな。と俺は読む。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/