サンプラザ中野だー!
俺も持っているぞ、マネックス株。順調に騰がってくれてありがとう。去年の2万円台を思えば夢のようだね。寒い冬には暑い夏の事が想像しにくいものだけど、かならず春は来て、夏もやがて来るのだね。
「負け犬の遠吠え」を読んだ。話題の書である。30代後半・未婚・子なしの著者(女性)が、自らをそして同族を「負け犬」と称してその生態を解説・解明・開陳していく。実に面白く読めた。曰く、心の成人年齢が上がってきている。バブルの頃に「30歳成人説」というものがあった。しかし実感としては「35歳成人説」を押す。だから結婚・子産みを強く意識しないままここまできてしまった、と。以前読んだものに、こう書いてあった。団塊の世代が年を取らないので、それ以下はいつまでたっても子供なのだと。団塊の世代は戦後教育を受けている。自由を教えられている。また、自由を教えられた初めての世代だ。つまり先輩がいない。そして団塊の世代であるがゆえに商売のターゲットとなりやすい。団塊の世代を対象とした商品が開発されやすい。だから常に新鮮な商品や企画を世の中から与えられる。情報が多い、刺激も多い。ゆえに老けにくい。そんな世代を上に持つ下の世代は、ますます年齢を自覚しにくくなる。「少年老いにくく、人成り難し」の時代なのだろう。
さて、日本は国としてどうだろう?「自己責任」がクローズアップされている。「自己責任」といえば我々投資家である。我々はたとえ負けても誰も責任を負ってくれないのを知っている。しかしそれも最近のことだ。ちょっと前までは「損失補てん」がまかり通っていた。ペイオフだって延期中だ。電車に乗ろうと駅に行けば、様々なアナウンスで五月蝿い。電車が来るぞ。黄色い線より下がってくれ。ホームと電車の間が空いているぞ。駆け込むな。降りる人が先だぞ。押し合うな。ドアが閉まるぞ。チャイムも鳴らすぜ。動き出すぞ。離れろ。車内でも途切れる事はない。乗車ありがとう。行き先はどこそこだぞ。ちょっと揺れるぞ。老人・妊婦に席を譲れ。電話はするな。リュックは前に抱えろ。俺は車掌の何々だ。次の駅に着くぞ。出口は右だぞ。慌てずに急げ。
アホである。日本人は子供なのである。「自己責任」なんて急に言われても、誰も意味がわからないのである。たぶん与党の政治家も意味もわからず使っている。自衛隊がイラクにいるから日本人が拘束されているのだ。国家としての「自己責任」と思う。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/