サンプラザ中野だー!
先週は4月馬鹿だったので嘘を書いた。「東京ドームで、松井秀喜のホームランボールを捕球した」と。そしたら友人からメールが来た。「いいなー。羨ましいなー。今度見せてね」と。彼にとって俺の信用度がAAA+なのか、彼が抜け作なのか?真実を明かすと「騙されたー!」と、彼は嘆いたのであった。
「騙された」といえば大量破壊兵器なのだが、大量破壊兵器といえばジャイアンツだ。まだ5戦しかしていないから何とも言えないが、ジャイアンツファンの心理としては「裏切られた感」が強いだろう。「裏切られた感」といえば天○真理だ。俺の人生の初アイドルだ。いたいけな少年の心なんて、とうに持っていない。でも、ときどき痛むんだよね。万物は流転する、と教えられたよ。
ま、それはさておき。株価の調子も良いので、そろそろ贅沢をしたくてうずうずしている輩も多かろう。「今度の誕生日には、あの一流店で食事しちゃうぞ」みたいにね。で、一流店は何を持って一流店なのか?二流店は何故そうなのか?という永遠の疑問に対する明快な答えがあったのだ。それは油だ。
油を料理に使うといえば「揚げ物」である。この揚げ物に使う油に、一流二流はたまた三流を区別する秘密があるのだ。

以前書いたかもしれない。油には三種類ある。それぞれその分子構造の特質からオメガ3・6・9と呼ばれる。どれもバランスよく摂ることが健康にはよろしい。しかしその安さからか、料理に使用されるのは主にオメガ6なのだ。オメガ6は中でも摂り過ぎると健康に悪い油、とされている。しかし外食産業で使用されている油のほとんどがオメガ6、という現状がある。何故オメガ6が悪い油かというと、酸化しやすいからである。酸化とはつまりサビること、である。細胞が酸化してシミやそばかす、ひいては癌を作ったりする。酸化したものを食べると、細胞の酸化を促進してしまうのだ。

話を戻そう。「一流店」は高い油を使うのだ。高い油とは品質がよく、さらに新品ということだ。更の油なのだ。そして一流店で使い古した油は、回収業者に売られる。業者はその使い古した油を「二流店」に売りさばくのである。それは使い古され回収され「三流店」へと流されていくのだそうだ。
だからなのだ。だから俺は外食で油料理は極力摂らないのだ。おまけに家ではオメガ3を「補給」しているのだ。これはウソではないのだ。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/