サンプラザ中野だー!
日曜日の事だ。汐留の日本テレビで「行列のできる法律相談所」の収録に参加した。
紳助さん司会の番組である。収録後、西麻布に向かった。とある本の出版パーティーの会場へ、である。
本のタイトルは「母さん、ぼくは生きてます」。戦乱の母国から日本へ逃げのびたアフガニスタン青年の著書である。彼の名はアリ・ジャン。アフガニスタンの北部に住む「ハザラ人」。ハザラ人はモンゴル系なので、彼の顔も日本人と見分けがつかない。ハザラ人はイスラム教のシーア派である。悪名高き「タリバン」は同スンニ派。タリバンはアフガニスタンを制圧すると同時に、ハザラ人に対して圧政を敷き始めた。ハザラ人の男たちは兵士であるないに関わらず逮捕・監禁。刑務所はハザラ人で一杯になったそうだ。
彼の父も兄も行方がわからなくなった。そのとき彼の母が家中の金を集めて彼に渡した。「日本へ行きなさい」。彼らにとって日本はとても平和で優しい良い国なのだそうだ。彼は母に別れを告げパキスタンに出国。パキスタンで旅券を取り、仲介者と共に成田へ。しかしその仲介者は空港で行方をくらました。気が付くと入国管理局の取調室。母がくれたなけなしの金は悪徳ブローカーの手に。そしてアリ・ジャンは茨城県牛久の収容所に収監。そこから「良い国日本」と「政治的難民」との戦いが始まる。そして母国アフガニスタンへの米軍の爆撃も始まる。空襲の中、アリ・ジャンの母は生き残れたのか。
涙なくしては読めない。日本国の難民政策の度量の狭さが浮かび上がる。民間人ボランティアの暖かさも、だ。是非ゼヒ読んでみて欲しい。マガジンハウスから1100円である。帯コメントは紳助さんが書いている。紳助さんもパーティーに出席していた。
新○銀行のブックビルディングに参加した。結果は補欠であった。申し込んだが、補欠にまで回ってくるだろうか。
牛丼が店頭から消えた。鳥系も時間の問題だろう。BSEはさておき、鳥インフルエンザに関してこんな説がある。去年の秋にも書いた。ここ数年の太陽の黒点活動の影響とみる。かなり大きな爆発があった。その爆発で発生した様々な粒子が太陽風に乗って地球に降り注ぐ。磁力の関係もあり特に極点付近に。その影響で変異したウイルスが渡り鳥を襲う。渡り鳥が南下して家禽類に伝染する。黒点活動が盛んだと、景気が良くなるとも言う。神のみぞ知る、である。
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出してきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/