ありがとう、サンプラザ中野だー!
これも皆さんの応援のお陰だ。心から感謝している。でもまだ1万部にも満たない。目標は日野原先生の「生き方じょうず」の200万部だ。なんちゃって。とにかくありがたいよ。

このコラムは、いつも木曜の午前中に書いている。締め切りぎりぎりなのである。しかし今回のこれは火曜日の夜に書かれているのだ。何故なら木曜日のその頃、俺はパリへと向かう飛行機の中だからだ。あはははは。パリで優雅な休日を満喫なのだ。というのは嘘だ。テレビ番組のロケなのだ。きつきつのスケジュールだ。パリとアムステルダムを5日間で駆け抜けるのだ。ひょえー。健康でなければやり抜けないスケジュールだ。あー、健康で良かったよ。

良かったといえば所属事務所アミューズの株価だ。騰がっている。この2週間ほどで、ざっと1.5倍だ。素晴らしい。配当を10円とした事が大きかったようだ。

さて愛読者の一人からリクエストが来た。
「中野さんがアミューズを投資先としてどう見ているか、を知りたいと思いました。よく、会社員が自分の会社の株を買うのはリスクが片寄るのでだめ、と聞きます。いわく、働いている会社が傾けば、給料も株もだめになるから。
Q1 となると、中野さんの場合はどうでしょう。
Q2 アーティストと事務所は、従業員と雇用主に近いのか、納入業者と小売   り(?)業者に近いのか。」

早速答えよう。
われわれアミューズ所属アーティストは「アーティスト持ち株会」という会を構成している。その会を通して、毎月定額分のアミューズ株を購入している。その金額は各々の自由である(上限はある)。一年に一度その額を変えることができる。
よって俺もアミューズ株を購入している。大方のアーティストも同様のはずだ。つまり俺はアミューズを投資先として「認めている」という事だ。キャピタルゲインおよび配当を期待しているのだ。

そして、株主となる事で働く気分も変えられる。単なる従業員ではない。資本参加している従業員だ。個人の利益と共に、全体の利益も考えるのだ。サザンも福山もポルノもパニクルーも売れて欲しいのだ。
そうだ、みんな売れてくれ。そして俺は美味いものを食うのだ。酒を飲むのだ。そして太るのだ。元の木阿弥なのだ。
しかしただでは起きないのだ。「痩せ方上手2」を書くのだ。1と2あわせて1000万部を目指すのだ。
答えになった?

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在新たに「サンプラザ中野とノンスモーカース」を結成準備中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/