サンプラザ中野だー!
韓国の高速道路事情を書いた。真ん中にグリーンベルトが無く、車線もやたらと多い。グリーンベルトの代わりに車線を分けているのは、可動式のコンクリート・ブロックだ、と。
反響の内容は、こうだ。
「それは、北との戦争が勃発した際に滑走路として使用するためなのです」。ああ、そう言われてみれば聴いたことがあった。納得した。みなさん、ご指摘ありがとう。準戦争状態の国は危機感が違うね。
さて12月が近づいた。ご承知の通り12月1日は世界エイズデーである。俺は今年も武道館で行われる「アクト・アゲインスト・エイズ(AAA)」に参加する。「エイズに対して行動をしよう」という主旨のもと、10年も続いているイベントだ。
エイズは主に性交渉で感染する。若者は常に感染の危険にさらされていると言っても過言ではないのだ。(年寄りにはうつらないという意味ではないぞ)。
音楽や映画・テレビの主たるお客さんは若い。その若者に影響を持つタレント・アーティスト諸氏が多数参加している。収益は様々なエイズ対策の活動費へと寄付されている。
武道館の他にも数箇所で同時に開催される。俺が10年ぶっ続けで参加しているのは「ザ・バラエティー」と銘打ち、俳優の岸谷五朗が仲間を集めて行うコンサートだ。今年は桑田圭祐氏も登場だ。また盛り上がるに違いねえ。
(WOWOWは無料で生放送してくれるようだよ)
ところで、コンドームの売れ行きが落ちているというではないか。これは由々しき事態だね。関連会社の株価に悪影響なのはもちろん、日本経済にもいずれ大きな打撃となってくるに違いない。
何故ならば、感染者は納税者だからだ。これからの働き手である若者、そして現在の働き手の中年に感染・発病者が増える事が目に見えている。有望な働き手が減る、税金が減る。医療費が増える、経済が疲弊する。そして国が滅びる、という図式である。嗚呼、恐ろしい。エイズは不治なのだ、今のところ。
子供にコンドームの使い方を教えることに、賛否両論あるのはわかる。しかし現実にアフリカでは存亡の危機に瀕している国がいくつもあると聞く。
今だったらまだ間に合うかもしれない。何らかの治療法が見つかるまで、食い止めておく事ができるかもしれない。
国栄えずして株価の上昇もない。
問題は危機感だ。
<サンプラザ中野近況報告>
出演します。
11月29日 ルック@マーケット 16:30〜BS Japan
12月1日 草野満代の朝生報道局 5:45〜TBS
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/