サンプラ
ザ中野だー!

というわけで、「カラオケ。歌詞を見ないで歌い切った男」は俺だぜ。(テレビ番組での話である)。

あんなにドキドキすることも珍しい。諸君も是非挑戦してみるべきだ。(その前に芸能人になる必要がある)。

俺のその時の頭の中を説明してみよう。
一番のサビのあたりで、何やら前頭葉の右の一部に楕円形の穴が現れた。(あくまでも感覚である)。その楕円形の穴には、かすかに光があった。歌いながら俺は、その穴にどんどん意識が集中していくのを感じていた。その楕円形はトンネルのような物だと思われた。そのトンネルはどんどん延びていっているようだった。

歌が進むにつれ、穴からの光が強くなった。「そのトンネルは、とある光に向かって勢いを増しながら延びている」そんな感覚だった。

そして漏れてくる光の強さが一定に成った。「光」とつながったのだろう。俺はその場(収録スタジオ)にいながら、そことは違う場所に行っていたのだろうか?そしていつの間にか歌い切れていた。その間ずっと目をつぶったままであった。それにしても緊張したよ。

最近もうひとつ緊張したことがある。というか、現在ドキドキは継続中である。それは、初めて買ったIPO銘柄が昨日上場したからである。

あえて会社名は書かないが、今最も注目を集めているあのベンチャー会社である。抽選中もドキドキした。初めて当選してまたドキドキした。

昨日は上場日。さらにドキドキした。
公募価格は22万円だった。しかし昨日の前場、値が付かなかった。つまり「カイ」の状態である。売る人がいなかったのだ。

値段はぐんぐん上昇した。そして午後1時頃、初値が付いた。なんと、公募価格の1.8倍、40万円であった。

しかし直後下落が始まった。初値を天井として下がり始めたのだ。(いわゆる初値天井)。

俺はまたもやドキドキした。売るべきか売らざるべきか?俺の心は大いに揺れた。そして俺の前頭葉の右の部分に、再びその穴が現れるのを待った。しかしそれは現れなかった。

俺はマネックス・スピードを見るのをやめた。用事を済ませることにしたのだ。午後4時半、俺は帰宅した。PCを立ち上げた。ポートフォリオを見た。そこにはストップ安35万円となった株価があった。

そして今日、「売るしかないかも」と思いながらマネックス・スピードを見てみると。前場の時点で39万円台まで回復しているではないか。
当分ドキドキが続きそうである。光よ、再び俺に現れよ!

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/