ワールドカップで盛り上がっちゃってるぞー。サンプラザ中野だー!燃えたぜ、日本・ベルギー戦。勝てなかったのは残念だけど、「ベスト16は夢じゃあないっ」て感じだね。

ワールドカップ開幕の前夜、俺は初めてのフットサルを体験した。5人制のミニサッカーである。チーム・マネックスVSチーム日経の戦いであった。
集合は夜の9時。場所は都心の某ビル屋上。チーム・マネックスは「社長マツモト」自らスターティングメンバー、というほどの入れ込みようであった。
「週に何度か軽くジョギングをしている。もともと筋肉が柔らかめである」ということで何とかなるだろうと、俺はタカをくくっていた。

開始を告げる笛が鳴る。俺は走る。ボールを追う。相手チームがボールをインターセプト。俺は急ブレーキをかけて反転。マネックス・ゴールに向かってボールが蹴り込まれる。しかし我がチームのキーパーがナイス・セーブ。ボールは再びチーム日経のディフェンダーを襲う。俺は走る。ボールを追う。

こんな感じの激しい急反転の繰り返し。前にしか進まないジョギングとは大違いなのであった。3分とたたないうちに、足はへろへろ胸はバクバク頭は朦朧となってしまったのである。それでもシュートは2本放った。しかし超へなちょこシュート。しかもキーパー正面。いずれも得点には結びつかなかった。
大苦戦するチーム・マネックス。その中で気を吐き、メンバーを鼓舞し、なおかつ数少ない得点の一つを叩き出した男がいた。その男とは、「社長マツモト」その人であった。

「とにかくシュートだ。シュートを打つんだ」「ひとりノルマ3本ね」と、熱いのか冷静なのか分からない、社長らしい(?)指導でチームを引っ張るのであった。

俺はといえば走るのに疲れたので、途中からキーパーに専念だ。

しかしこれが意外に適役であった。ボールに対する反応が結構いいのである。そういえば中学時代バレーボール部に所属していた。レシーブの練習がここで役に立ったのである。

しかしレシーブはレシーブである。反応はいいが、ボールを跳ね返してしまうのである。俺がはじいてふらふらと上がったボールを押し込まれて失点してしまった。ああ悔しい。でも楽しかった。とても楽しかった。また参加させてくれ。

ワールドカップで上がる株は「ビール」と思っていたが、発泡酒値下げ合戦で駄目みたいだ。生き残りをかけた戦いの真っ最中、ってわけだね。

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。また「サンプラザ中野の株主への道」でマネックス証券社長松本との対談をご覧頂けます。
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