つい先日、またもや目の前で伝説の「スプーン曲げ」を見てしまったよ。サンプラザ中野だー!

読者諸君、君たちは超能力を信じているか?俺は信じているぞ。だって本当に目の前でスプーンが曲がってしまうのだもの。いや、曲がってしまうというのは正確ではない。正しくは「折れてしまう」のだもの。

超能力少年清田君をご存知か?彼はかのユリ・ゲラーに対抗できた日本人超能力者である。ユリ・ゲラーの来日とともに巻き起こった超能力ブームの中、日本人代表として散々マスコミに出た。最初はびっくりされた。そして否定された。否定されながらも大人になった。能力も磨き続けていた。

清田君と俺が初めて会ったのは4年ほど前、手塚真監督の映画「白痴」の撮影現場であった。彼も私も出演者なのであった。(お互いにエキストラであったが)。

その楽屋で、清田君は挨拶代わりに超能力を見せてくれたのだ。

ケータリングのスプーンを手にした清田君の周りに、出番待ちのエキストラたちが集った。ざっと30人位に囲まれて、彼はスプーンの頭を上にして柄を両手で持った。こするでも叩くでもなく、ただ念を送っていた。しばらくすると、スプーンに軽い衝撃を与えだした。それは手首のスナップを「くいっ、くいっ、」
と、ごく軽く利かせているだけのものであった。

10回位繰り返しただろうか。突然「カラン」と音がした。スプーンの頭が床に落ちたのだ。首の部分から切れて落ちたのである。(この間約5分)。
信じるも信じないも無かった。目の前で起きた事実であった。

そして去年の暮れ。私と友人が主催した忘年会に清田君を招待した。彼は来てくれた。そして特技(?)を披露してくれたのだ。(いい奴である)。

そして先日、今度は彼のパーティーに俺が呼ばれた。

彼と家族は今後、活動の拠点をバリに移すのだそうだ。バリで世界平和を祈るのだそうだ。そのためのお別れパーティーなのであった。

そして200人もの参加者の見守る中、最後にスプーンは折られたのであった。会場はどよめいた。誰しもが、超能力を前向きに信じた瞬間であった。

俺はこの「超能力」を株に活かしてみたい。清田君に頼むわけにはいかないので、自分の能力を開花させるしかない。清田君は「能力は誰にでもある」と言っている。

思い起こせば「プチ超能力体験」が無いわけではない。可能性はあるのである。鋭意努力中である。報告を待て!

(「超能力者の株体験」大募集!)

サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。また「サンプラザ中野の株主への道」でマネックス証券社長松本と対談をご覧頂けます。
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