4月7日に宝塚の手塚治虫記念館に行ってきた。サンプラザ中野だー!NHKのBS2のアトム特番に出演したのだ。
3月7日から4月7日までの1ヵ月間、BS2は「鉄腕アトムに全力」だったのだ。全193作品のうち187本を紹介。そして4月7日にはリクエストによる上位10本を9時間の生放送中に丸ごと放送。マジで全力だね。
その中の一企画として手塚記念館からの中継があり、そこに出演したのである。
4月7日は特別な日だ。来年2003年の4月7日がアトムの誕生日だからなのだ。息子を事故で亡くした天才科学者天馬博士が、息子の代わりにと作ったのが鉄腕アトム。そのアトムの目覚めまで、ちょうど一年だ。
手塚記念館に行ったのは初めてだ。宝塚ファミリーランドに隣接した、割とこじんまりとした建物である。道路から入り口までの短いスロープに、スターの手形足型プレートが埋め込まれている。ハリウッドのチャイニーズシアターばりである。(行ったことないけど)。
しかし手塚作品は漫画である。ゆえに架空の手形足型なのだ。火の鳥の足型もあった。ひょうたんツギのものもあったぞ。(尻型か?)。洒落ている。
入り口は自動ドアが2枚、すぐに制服のお姉さんがチケットを売ってくれる。実に入りやすい。(大人500円)。
中は3階建てになっている。ところせましと膨大な手塚作品が飾られている。手塚漫画読み放題のコーナーもある。アニメーション作りを体験できるところもある。
大人も子供も若者も老人も、みんなが楽しんでいる。手塚作品と同様に、親しみやすい記念館なのである。インタビューに答えてくれた女子学生の一人は「70回来ている」と言った。素晴らしい!
派手ではないが、来館者にも経営者にも嬉しい記念館だと思った。
さて、その記念館の一角で見慣れないアトムが放送されていた。まさに今、世界を席巻するジャパニメーション風の「アトム」である。
聞いたところによると、なんと来年「鉄腕アトム」が帰ってくるらしい。テレビアニメシリーズとして。そしてハリウッドでも「アストロボーイ」の製作が進行中なのだそうだ。アニメーションの分野で、そしてHONDAのアシモを筆頭にロボットの分野で、今日本は世界をリードしている。どちらも手塚治虫さんの手柄と思う。
21世紀の子供もアトムで夢を見てくれる、かな?
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。
自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
(ホームページ)http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/