サンプラザ中野だー!ようやく下
げ止まったのかな?とりあえずホッとしたよ。だがしかし、ちょっと悔しい思いもした。
実は塩漬けの上にナンピン買いまでしていた株がある。そいつを上昇直前に一部売ってしまっていたのだ。3000株の内の1000株だ。売ったお金ですぐに他の株を買っていた。そちらも上がったので、完全な裏目ではない。しかし、上がった額が5倍は違う。これはショックだ。
そう思って考えてみると、過去にもこんなことがいくつかある。一番最近の例だと、為替だ。それは去年の暮れのことだ。
今から3年ほど前、為替が大きく動いた。確か100円近くから125円辺りまで円が下がった。どんどん下がっている時、俺は横目で見ていた。株も為替も買ったことがなかった。しかし120円を下回った頃、急にドルを買ってみたくなった。まだまだ下がると新聞は書きたてていた。(と思う)。
某外資系銀行に口座を開設し、俺はドルを買った。122.5円(たぶん)で100万円。125円より下がれば益が出るはずだった。しかし俺が買ったとたんに為替は動きが悪くなった。おまけに、しばらくすると円が反発しだした。そのまま円は高値をキープし続けた。
去年後半、ついに為替が動いた。暮れに俺の採算ライン125円を二度試したのだ。俺はいいかげん焦らされていた。売る気満々だった。しかし二度の125円は逃した。とにかく動きが速かったのだ。そして三度目の125円。俺は迷わず売った。すかさず売った、すぐ売った。
「よしっ!これで塩漬けがチャラになった」と喜んだ次の週、円は130円をあっさり下回った。俺は立ち尽くした。
ここで終わりの話ではない!続きがある。
「このまま行けば新年には140円からひょっとすると150円も試すのではないか」。そんなことを言うアナリストもいた。俺の中でまた「買いたい虫」がうごめき出した。そして買ってしまった。134円で‥‥。今度の塩漬けも長引きそうだ。
ときどき母と亡くなった父の話になる。
父は一度だけ株を持ったことがあった。それは勤めていた東○電力の株であった。彼はある日突然思い立ち、それをすべて売り払ってしまったそうだ。その直後、日本はバブル経済へと突入して行ったのである。
ミスジャッジは、遺伝するのか?!!
サンプラザ中野:数々の爆発的ヒット曲を生み出てきた「爆風スランプ」で活躍。現在はパッパラー河合と共に「スーパースランプ」として活動中。自身のホームページでも意外な側面を見ることができる。
(ホームページ)http://www.kk.iij4u.or.jp/~sunplaza/