第1四半期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄は
小売り企業を中心とした2月決算銘柄の第1四半期決算発表も7月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると、値上げで食品や日用品を中心に買い控えの動きがみられるなか、仕入れ価格や人件費の上昇で減益となる企業もみられました。しかし、その一方で値ごろ感のある商品の投入や、好調なインバウンド(訪日外国人)需要などを受けて大幅な増益となる企業もみられました。
そこで今回は第1四半期の営業利益が50%以上の増益となった2月決算銘柄をピックアップしてみました。例えばJ.フロント リテイリング(3086)はインバウンド需要が想定を上回って好調に推移していることから第1四半期の営業利益が前年同期比で58.7%増となっています。また、高島屋(8233)も訪日客による高額品の販売が伸びていることなどにより第1四半期の営業利益が前年同期比で56.7%増となっています。