4年から2年前の最高益を更新した12月決算銘柄は

1月下旬からスタートした12月決算企業の本決算発表も2月中旬に終わりとなりました。その決算発表を振り返ってみると経済正常化による需要の回復や値上げ、円安、堅調な米国経済などを追い風に増益となる銘柄も目立ちました。そしてそうした銘柄のなかには最高益を更新した銘柄もあります。そこで今回は2023年12月期に4年から2年前の最高益を更新した12月決算銘柄をピックアップしてみました。

例えばネクソン(3659)は既存タイトルの成長に加え、新作タイトルの貢献もあり2023年12月期の営業利益が前期比で29.9%増となり、2020年12月期の最高益を3年ぶりに更新しています。また、カゴメ(2811)も国際事業において米国での外食需要の成長を取り込んだうえ、原材料価格の高騰などのコスト増分を価格転嫁したことなどにより2023年12月期の営業利益が前期比で37%増となり2019年12月期の最高益を4年ぶりに更新しています。

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