決算発表後に証券会社が目標株価を引き上げた12月決算銘柄は
4月の下旬からスタートした12月決算企業の第1四半期決算発表も5月中旬に終了となりました。それから3週間以上が経過したことからアナリストによる業績や投資判断、目標株価の見直しもある程度進んだと思われます。そこで今回は5月12日に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算企業のなかから決算発表後に目標株価の引き上げがあった銘柄(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。
そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがアサヒグループホールディングス(2502)です。国内での人流回復により外食向けなどの業務用ビールが回復していることなどで第1四半期の事業利益が前年同期比で31%増となったことから決算発表後に5社が目標株価を引き上げています。また、資生堂(4911)でも国内で高価格帯を中心に化粧品の販売が伸びていることなどで第1四半期のコア営業利益が前年同期比で2.9倍となったことから4社が目標株価を引き上げています。