市場の期待を上回る増益となった12月決算銘柄は
4月下旬からスタートした12月決算銘柄の第1四半期決算発表も15日で終わりとなりましたが、その決算発表を振り返ってみると円安や経済活動の再開、サプライチェーンの改善などを追い風に増益を確保した企業が多くみられました。そしてそうした銘柄のなかには市場の期待を上回る増益となったものもあります。
そこで今回はTOPIX500採用の12月決算企業のなかから第1四半期の営業利益がコンセンサス予想を上回り、前年同期比で増益となった銘柄をピックアップしてみました。例えばルネサスエレクトロニクス(6723)は自動車向け半導体で好採算製品へのシフトが進んだほか、1台当たりの搭載額も増えたことなどから第1四半期の営業利益が前年同期比で23%を超す増益となりコンセンサス予想を35%以上上回っています。