コンセンサス予想を10%以上上回る強気の上方修正に踏み切った3月決算銘柄は
2022年の10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によると上期の上場企業の経常利益は原材料高が重荷となったものの円安の効果もあり前年同期比で6%程度の増益となったようです。こうしたなか折り返しの上期決算ということもあり通期の業績予想を上方修正した銘柄も多くみられました。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業のなかからコンセンサス予想を10%以上上回る強気の上方修正に踏み切った銘柄をピックアップしてみました。例えばアルプスアルパイン(6770)ではモバイル機器向けの製品が堅調に推移するほか、カーナビなどの車載情報機器を扱うモジュール・システム事業の売り上げも伸びることなどから通期の営業利益の見通しを475億円からコンセンサス予想を19%近く上回る500億円に引き上げています。