減益ながら市場の期待を大きく上回った3月決算銘柄は
10月下旬からスタートした3月決算企業の上期決算も11月中旬に終わりとなりました。その結果をみると円安の効果もあり増益を確保した企業が目立ちましたが、その一方で原材料高などが重荷となり減益となった企業も少なからずみられました。しかし、減益となったものの市場の期待を大きく上回った銘柄もあります。
そこで今回はTOPIX500採用の3月決算企業を対象に上期の営業利益が前年同期比で減益となったもののコンセンサス予想を10%以上上回った銘柄をピックアップしてみました。例えばオムロン(6645)は上期の営業利益が前年同期比で9%の減益となりましたが、第2四半期に入って主力のファクトリーオートメーションが持ち直していることもありコンセンサス予想を20%近く上回っています。