4年前の最高益を更新した3月決算銘柄は

4月下旬からスタートした3月決算銘柄の本決算発表も5月中旬に終わりとなりました。日本経済新聞の集計によると2022年3月期の経常利益は世界経済が新型コロナウイルス禍から回復し、自動車やデジタル機器の需要が伸びたことなどから前期比で32%を超す増益となったとのことです。そしてこのような大幅な増益となるなか2022年3月期に営業利益が最高益を更新した銘柄もみられます。

そこで今回は2022年3月期の営業利益が4年前の最高益を更新した銘柄をピックアップしてみました。例えばSMC(6273)は豊富な在庫で部品不足の影響を和らげ、半導体や電気自動車関連向けに空気圧機器の旺盛な需要を取り込んだことなどから2022年3月期の営業利益が前期比で48.6%増となり2018年3月期の最高益を4年ぶりに更新しています。また、日本電産(6594)や日東電工(6988)でも4年ぶりに最高益を更新しています。

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