決算発表後に目標株価の引き上げがみられる12月決算銘柄は

10月下旬からスタートした12月決算銘柄の第3四半期決算発表も今月の12日で終わりとなりましたが、それから2週間以上が経過したこともあってアナリストによる業績や目標株価の見直しもある程度進んだとみられます。そこで今回は11月に入って第一週に決算を発表したTOPIX500採用の12月決算銘柄を対象に決算発表後に目標株価の引き上げがあったもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

そのなかでも目標株価の引き上げが目立つのがAGC(5201)です。塩化ビニール樹脂の市況が高水準を維持するなど化学品の販売価格の上昇が寄与することなどから通期の営業利益の見通しを上方修正したこともあって決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、市場予想を上回る通期の営業利益の見通しを発表したSUMCO(3436)でも4社が目標株価を引き上げています。

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